バンドマンの楽屋談議

コスメコンシェルジュの肩書きを持つバンドマンの美容&ぼやきブログ。無駄にオススメも紹介します。

【美容】化粧品と医薬部外品(薬用化粧品)って何が違うのか考えるバンドマン

お疲れ様です。

 

雲母てらです。

 

さて、バンドマンの楽屋談議、今回のテーマはこちらです。

 

 

「化粧品と医薬部外品って何が違うの?」

 

 

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プロローグ

 

楽屋で、とあるバンドマンから聞かれた事です。

 

彼がドラッグストアーにて、化粧水を選んでいた時、パッケージに、医薬部外品と書かれているものを見つけました。

 

彼は医薬部外品?医薬品じゃないですよという事?と困惑。

 

そんなことを考えていると、薬用という表記があるものもある。

 

薬って文字があるって事はすごく効くって事?

 

と、すごく悩んだとのことです。

 

ググれ!いくらでもわかりやすく、説明しているサイトはあるわ!

 

とつっこむと、僕の意味がなくなるので・・・

 

簡単に説明したいと思います。

 

 

そもそも化粧品ってなんなの?

 

身体を清潔にしたり、皮膚や毛髪をすこやかに保つために使われるもの。

 

スキンケアやヘアケア、ボディケアとかですね。

 

美化して容貌を変えたり、魅力を増すためや美容の為に使われるもの。

 

メイクアップやフレグランスがここにあたりますね。

 

難しそうなことを言いましたが、飲んだり食べたりするわけではなくて、身体に日常的に使うものですね。

 

じつは意外なもので、歯磨きなんかも化粧品と書かれているものもあります。

 

そもそも医薬部外品ってなんなの?

 

穏やかながら人体になんらかの薬理作用を与えるもの。

 

医薬品は積極的に生理作用に影響を与えるものを差しますので、化粧品と医薬品の、中間的な位置付けだと思っていいです。

 

もちろんメーカーさんのさじ加減で、医薬部外品になるわけではありません。

 

メーカーさんは厚生労働省に、製品ごとの承認を取る必要があります。

 

 

ところで薬用化粧品ってなんなの?

 

薬用化粧品は医薬部外品として認められた効能・効果を持ち、化粧品と同様の使用目的、使用方法をもつ製品のこと。

 

なるほど!化粧品の中でも医薬部外品と認められているものは、薬用化粧品となるわけですね。

 

効能・効果を例に挙げると、肌荒れであったり、ニキビ防止、美白や皮膚の殺菌があります。

 

使用目的や方法によって、薬用化粧品という言い方をしていない医薬部外品もあります。

 

パーマメント液やヘアカラー、育毛剤や薬用歯磨き、マウスウォッシュ、浴溶剤がこれに当たります。

 

 

化粧品と医薬部外品(薬用化粧品)って何が違うの?

 

じゃあ具体的にどう違うねん!まとめてよ!という所なんですけれども。

 

使用方法や使用目的、見た目なんかは化粧品と基本的には同じです。

 

主剤としての有効成分が含まれているのかどうか。

 

ここが大きな違いになります。

 

効能・効果の表示に関しても違いがあります。

 

化粧品は成分全体での効能・効果を示します。

 

例えばニキビ関連商品で言えば「ニキビを洗浄で防ぐ」となります。

 

洗浄でという文言がポイントですね。

 

医薬部外品は有効成分としての効能・効果を示します。

 

先ほどと同じニキビ関連商品で言うと「ニキビを防ぐ」になります。

 

表示の話になってくるので微妙かもしれませんが、そういうものです。

 

肌荒れ防止、ニキビ予防、日焼け防止、育毛等々・・・

 

認められた、効能効果があるものが医薬部外品です。

 

 

化粧品と医薬部外品の見分け方は?

 

必ず商品やパッケージに「医薬部外品」と書かれています。

 

これは決まりごとなのでもし医薬部外品なのに記載がなければ、ちょっとした大問題になります。

 

ちょっとした大問題って、なんやねんって感じですよね。

 

小さな大男みたいなね。

 

すみません、話がそれました。

 

なのでパッケージの表記を見る必要があります。

 

 

化粧品と医薬部外品どっちを選ぶべき?

 

そら有効成分が入っているんだから、医薬部外品だろ!と思いがちです。

 

僕も勉強するまでは、そう思ってました。

 

勘違いされやすいのですが、医薬品とは違いあくまでも、予防を目的としたものなので、治癒効果があるわけではありません。

 

薬用だからいいはず!とか薬なんだろうという考えで買うのは、間違いです。

 

逆に薬用だから効きすぎたり、負担がかかるのでは?というのも違います。

 

自分の肌が求めているもの、それを埋める化粧品を探すのがベストです。

 

 

まとめ

 

僕は化粧品を選ぶときは、医薬部外品だろうがなんだろうが全く気にしてません。

 

有効成分はあくまで有効成分で、劇的に変化するものでは無いからです。

 

自分が肌に何を悩んでいるのか、どうなって欲しいのかというところをよーく考えて、商品をいろいろ見比べ、テスターを使ってみて決めています。

 

みなさんもぜひ、自分にあった化粧品探しを頑張っていただければと思います。

 

 

エピローグ

楽屋で聞いてきたバンドマンに、ざっくり説明してあげました。

 

「じゃあ結局俺は何を買ったらええのん?」と困惑した面持ちで質問されました。

 

「てめえの心と肌にググりな!」

 

いやいやそんな事は言いません。

 

後日、一緒にドラッグストアーに行って選んであげましたよ。

 

それでは。

 

サラダバー!!