お疲れ様です。
雲母てらです。
さて、バンドマンの楽屋談議、今回のテーマはこちらです。
「日焼け止めのアレコレを教えておくれ」
- プロローグ
- そもそも紫外線ってなんじゃらほい?
- 紫外線の良いところ
- 紫外線の悪いところ
- SPF値ってなんやねん
- PAってなんやねん
- 選ぶべきSPF・PAは?
- 雪が積もっているときにも日焼け止めは必要?
- 紫外線対策をするべき時期は?
- 飲む日焼け止めもある
- おすすめ日焼け止め
- エピローグ
プロローグ
バンドメンバーから言われた一言が、すごく引っかかり今回のブログを書きます。
「9月も終わりやし、やっと日焼け止め塗らんで良くなった。あれめんどくさいねん。」
はてして本当に、そうなんでしょうか?
ちなみに彼は聞くと、8月から9月にかけて毎年塗っているとのこと。
これは、嫌な予感がする。
はたして本当に、それで良いんでしょうか?
いやまあ、本人が良いなら良いねんけれども。
というわけで・・・
そもそも紫外線ってなんじゃらほい?
紫外線は英語でultravioletと言い、UVと略されています。
ultraviolet!良いですね。
バンドの曲名みたいですね。
よく聞くUVケアという言葉のUVは、これの事です。
太陽から出る紫外線には、3つの波長があります。
紫外線を浴びた72時間後から、皮膚の色が浅黒くなる、サンタンの原因を作るUVA。
紫外線を浴びた6〜48時間後に、皮膚が赤くなりヒリヒリしてくる、サンバーンを起こすUVB。
地上には届かないUVC。
こいつらのせいで我々の肌は、日焼けするのです。
有害性が強いのは順番にUVA<UVB<UVC。
つまり地上に届かない、UVCの有害性が強いということ。
さすが地球!我らを守ってくれている!
皮膚の奥まで、入り込み易いのはUVA>UVB>UVCの順。
なるほど、一番地上に届き易いUVAが、皮膚の一番奥まで入ってしまうのです。
紫外線の良いところ
そんな紫外線。
良いところなんてあるの?と思いがちですが実は、どんなダメな人でもどっか良いところはあるもの。
消毒作用、ビタミンDの合成、新陳代謝の活発にする等の働きがあります。
よく日焼け止め塗ってる人は、ビタミンDのサプリメントを飲みなさいと言いますが、理由はこれ。
ビタミンDが欠乏すると、シミやソバカスの要因になったりもします。
有名なサプリは大塚製薬のネイチャーメイドとかでしょうか。
紫外線の悪いところ
いっぱい出てきそうなのですが、と言ったらかわいそうですよね。
シミ、そばかすなどの色素沈着を助長する。
皮膚ガンの可能性。
怖いわ。悪いやつやで紫外線。
先ほど、紫外線を浴びないとビタミンDが生成されず、シミやソバカスの要因と書きました。
だがしかし、紫外線を浴びすぎてもシミ、ソバカスなどの色素新着を助長する。
絶妙なジレンマを感じますよね。
何事もほどほどが良いんだなと、この事からも伺えますね。
そして紫外線の悪い影響の中でも一番のびっくりは・・・
皮膚細胞を傷つけ老化を促す。
うん?老化?と気になった方もいると思います。
肌の老化の外的要因の80%は、紫外線と考えられています。
これ聞いただけでも、真面目に日焼け止めを塗ろうと思いますよね。
SPF値ってなんやねん
よく日焼け止めにはパッケージにSPFと記載されています。
一体SPFってなんなの?という所を解説したいと思います。
Sun Protection Factorの略。
知らん、覚えなくて良いと思います。
UVBによるサンバーンを、日焼け止めを塗った場合に比べて、どのくらい時間を引き伸ばせるか測定した値です。
コンビニに行くとか、会社や学校へ行くなどの日常生活で塗るのが15。
屋内での軽いスポーツ・レジャーが30〜50+。
紫外線に敏感な人は50+が良いとされています。
数字が大きければ大きいほど、効果が高いと言うことです。
PAってなんやねん
今度はSPFと一緒に記載されているPAに付いて解説いたします。
Protection grade of UVAの略。
知らん、覚えなくて良いと思います。
UVAに対する防御指数を表しています。
UVAによるサンタンを、日焼け止めを塗った場合に比べて、どのくらい時間を引き伸ばせるか測定した値です。
PA+
2〜4倍:効果がある
PA++
4〜8倍:かなり効果がある
PA+++
8〜16倍:非常に効果がある
PA++++
16倍以上:極めて高い効果
わーい、ざっくリー
UVAによる光老化があると書きました。
UVAをしっかり防ぎたい人はこの数値も参考にしてみてはいかがでしょうか。
選ぶべきSPF・PAは?
人によって、肌の紫外線に対する影響は様々です。
出かける場所や、浴びる時間、時間帯に合わせて使い分ける必要があります。
日焼けしなくない!という方は十分な量をムラなく肌に塗り、少なくとも2〜3時間おきに塗りなおすことを オススメします。
塗り直す理由は汗で流れてしまったり、ウオータープルーフと書かれていても摩擦で擦れて取れたりするからです。
僕もコンビニ行く時用、がっつり外で活動する用と2つを使い分けています。
また常にカバンに忍ばせておき、いつでも塗り直せるよう対策もしています。
数値高いやつ塗っておけばいいのでは?と思いがちですが、
肌への負担もあるので使い分けをお勧めします。
雪が積もっているときにも日焼け止めは必要?
答えはイエスです。
肌に届く紫外線は太陽から直接届く紫外線、空気で散乱されて届く紫外線、そして地表面で反射される紫外線の3つがあります。
アスファルトの反射が10%なのに対し、新雪は80%と高いです。
スキー焼けはこれが原因で、焼けるというわけですね。
雪があるときは、基本的に冬だと思います。
なんとなく店頭でも日焼け止めの露出が減る時期なので、おろそかになりがちですが、気になる方はバッチリ塗りましょう。
紫外線対策をするべき時期は?
あたりまえですが、太陽は年中出ています。
紫外線量を調べると、ピークは4〜9月です。
少ないのは11月〜12月ですが、それでもピーク時の3分の1はあるので、気をつけなければなりません。
老化の原因の80%は紫外線、という話を思い出すと年中適度にするべきだと思います。
気になる方は歯磨きやお化粧、髪のセット等と同じでルーティンにしましょう。
飲む日焼け止めもある
最近は、飲む日焼け止めというものもあります。
ロート製薬のヘリオホワイトが有名かと。
サプリメントの形状で飲み込んで、体の内側から日焼け対策するというもの。
日焼け止め塗るのが苦手という方や、冬場曇りの曇りの日などはサプリで対策もありかもしれません。
僕は一時期飲んでいましたが、結局は塗る派です。
おすすめ日焼け止め
ロート製薬のスキンアクアシリーズから。
そういやさっきもロート製薬の飲む日焼け止め紹介してたな。
回し者か!!←違
UVカットだけでなく、肌のカラーコントロールもできる日焼け止めです。
ラベンダーカラーのストロボパールが入っていて、透明感のある肌に。
僕は普段は化粧をしないので、パパっと塗ってさてお出かけ。
保湿成分としてヒアルロン酸やビタミンC誘導体も入っており、肌にも嬉しい仕様です。
せっけんで落とせるので、クレンジングめんどくさいんだ、という人にもオススメです。
エピローグ
バンドメンバーに、日焼けのなんたるかを懇々と説明。
最終的な彼の結論は「まあ俺、別に美白キャラじゃないし、めんどいし」
うん。良いと思う。
あれ?なんだろう?
涙で前が見えないや。
それでは。
サラダバー!